革新的なテクノロジー

除菌のメカニズム

米･国防総省が地下鉄サリン事件を契機に、ＢＣテロ（バイオ・ケミカル）対策の一つとして”人々が活動する場所で使用できる除菌システム”の研究･開発に取り組んだ結果生まれたのが“OHラジカル･ROS(Reactive Oxidation Species:気相活性酸素種)マルチプラズマ®“による“AOP(Advanced Oxidation Process:促進酸化処理方法)システム”と世界で初めて次世代の殺菌方法といわれる”ハイパーソニック（極超音波）”を併用したものです。詳しいメカニズムはこちら

圧倒的な⽣成量と拡散⼒

細菌やウイルスの不活性化を促進する”OHラジカル･ROSマルチプラズマ®”の⽣成量を⾶躍的に向上させると共に、空間内の空気対流に依存することなく、空間の隅々にまで”OHラジカル･ROSマルチプラズマ®”を拡散するための“ハイパーソニック（極超⾳波）”を搭載しています。

持続的・継続的な除菌空間

オゾン方式や過酸化水素噴霧方式、次亜塩素酸水噴霧方式のような従来の除菌仕組みでは人体にも影響を及ぼす可能性があり、効果を得るためには人の入室を制限するなどの処置が必要でした。ステライザはオーガニックです。空気の成分を使用してオゾンや過酸化水素などを単体で使用するより人に無害な低濃度でも遥かに強い酸化力（菌を破壊する力）と高い反応性を持つ”OHラジカル･ROSマルチプラズマ®”を⽣成します。化学薬品を使⽤しないので⼈に無害なだけでなく、副次⽣成物もないため、環境への負荷もありません。精密機器、電⼦機器等の基盤や⾦属にも腐⾷も起こしません。細菌やウイルスを除菌した後は、⽔と酸素に分解します。そのため、24時間365日の除菌空間を実現し、「⼈」がいるところで常時使⽤できます。

空気清浄機、空間清浄機、空間除菌機の違い

空気清浄機

ポイント：

機器内に吸気した空気を清浄化して放出する方式です。

フィルター方式は、ウイルスや細菌の除菌には効果がありません。

紫外線方式は、原理的に吸気した空気に含まれるウイルスや細菌の除菌への効果は期待できるが、除菌のためには6〜15秒程度の照射時間が必要であるため、機器内で同程度の照射時間が得られているかの検証が必要になります。

表面付着菌には効果がありません。

空間清浄機

ポイント：

機器内で生成した｢清浄化物質｣を放出する方式です。

｢清浄化物質｣はメーカーによって異なりますが、OHラジカル(イオン)やオゾン、化学溶剤が中心です。。いずれの｢清浄化物質｣もウイルスや細菌の除菌の効果はメーカー公表のデータに頼らざるを得ないですが、危険性を度外視したものや科学的な検証で疑義が生じたものなどが多く含まれています。

表面付着菌への効果はオゾンにおいて認められます。

空間除菌機

ポイント：

機器内で生成した｢ROSマルチプラズマ®｣を極超音波で拡散する方式です。

ROSマルチプラズマによる促進酸化処理方法と極超音波によるキャビテーション作用、スパッタリング作用によって、浮遊菌のほか表面付着菌への除菌効果が得られています。空間内に充満するROSマルチガスを吸引することによって、ウイルスがヒトの細胞内に侵入する前に除菌するため、高い｢感染抑止効果｣が得られています。

性能比較表

AOP(Advanced Oxidation Process:促進酸化処理方法) による除菌のメカニズム

新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど様々な種類のウイルスが存在しますが、ウイルスの組成形態は同じです。 DNA(二重螺旋)、RNA(一重螺旋)の違いはありますが、表面はカプシドやエンベロープと呼ばれるタンパク質の被膜で覆われています。

ステライザが生成するROS(Reactive Oxidation Species:気相活性酸素種)混合マルチガス･プラズマ®は、ウイルス表面のタンパク質被膜から水素を抜き取り、酸化を促進させます。更に微量のオゾン(O3)が酸素に戻りたがる性質のため、オゾン(O3)が持つ一つの「O」が核酸に取り付くことで酸化を促進します。その後、気相過酸化水素(H2O2)自らが分解するまで核酸を徹底的に酸化させることで、ウイルスを清浄化します。